デマンドジェネレーションキャンペーンやP-MAXキャンペーンは仕様変更が高い頻度で行われているため、しっかりと使いこなせるようにチェックしておく必要があります。せっかくの有効な機能を使わなければ、機会損失にもなってしまいますので、積極的に活用しましょう。
今回はデマンドジェネレーションキャンペーンのGoogle動画パートナーへの広告配信開始についてのお知らせになります。基本的な用語から解説していますので、初心者の方も理解を進めていただきながら、最新情報をキャッチアップしてください。
デマンドジェネレーションキャンペーン(DGC)とは
デマンドジェネレーションキャンペーン(DGC)とは、Googleが提供するサービス内に配信される広告キャンペーンです。主にYoutube、Gmail、Discoverなどに広告が配信されます。以前はファインド広告と呼ばれていました。
DGCについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
Google動画パートナーとは
Google動画パートナーとは、Google広告で配信できる動画広告枠もしくはメディアのことを指します。Google広告における動画広告はYoutube広告が知られていますが、それ以外にも広告が配信されるメディアが多数あります。
Google動画パートナーへの配信は、動画広告キャンペーン(Youtube広告など)やディスプレイ広告キャンペーンによる配信が主な方法でした。アップデートによりデマンドジェネレーションキャンペーンでも配信ができるように変わっています。
Google動画パートナーについては下記の記事をご覧ください。
デマンドジェネレーションキャンペーンでGoogle動画パートナー広告枠への配信を開始
デマンドジェネレーションキャンペーンは、Googleが提供するサービス(YoutubeやGmailなど)の広告枠に配信する広告でしたが、大きく拡大する形となっています。2024年9月現在はベータ版となるため、今後どうなっていくのかチェックをしていく必要があります。
Google動画パートナーへの配信方法
デマンドジェネレーションキャンペーンによるGoogle動画パートナーへの配信は、現状ではデフォルトでオフになっています。特に何も設定をしていなけれな配信されることはないと思います。
Google動画パートナーへ広告配信をするためには、キャンペーン設定から「すべての動画広告でGoogle動画パートナーを有効にする」にチェックを入れて保存します。
Google動画パートナーへ広告配信するメリット・デメリット
Google動画パートナーへ広告配信することで、広告枠が広がり、広告の表示機会が増えます。これによりクリック単価が下がるなどのメリットを得られる可能性があります。
その一方で雑多な広告枠にも配信されるリスクもあるので、広告効果に影響を及ぼす可能性もあると思います。
設定の変更後は分析をしっかりと行い、どのように運用していくべきか考えるようにしてください。
まとめ
デマンドジェネレーションキャンペーン(DGC)でGoogle動画パートナーへの広告配信が可能となったことで、DGCでの広告枠が拡大することになります。それによる影響は良くなることも悪くなることも想定しておく必要があります。
設定方法はシンプルになりますので誰でも簡単に試すことはできますが、効果検証は十分に行うべきかと思います。