動画広告が浸透するにつれて、Google広告の機能も拡充されています。
今回はP-MAXキャンペーンの動画拡張機能(Flip video ads)についての紹介です。P-MAXキャンペーンにおける動画クリエイティブは任意の設定項目になりますので、設定されていない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、動画クリエイティブによってリーチが拡大して広告効果があがった事例もありますので、まだ試していない場合にはチャレンジしてみても良いかと思います。
基本的なP-MAXキャンペーンについて
P-MAXキャンペーンは、Google広告が提供する検索広告やディスプレイ広告など様々な広告枠にまとめて配信できるキャンペーンタイプです。そのため、入稿できる広告クリエイティブについてもテキストや静止画、動画といった幅広いフォーマットが用意されています。
P-MAXキャンペーンについては下記の記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
デバイスに応じた多様な動画サイズ(横型、縦型、スクエア)
少し話が変わりますが、パソコンでは動画が横型で見られ、スマートフォンでは縦型が主流となっています。つまり、デバイスに応じた動画制作が必要になってきており、それは広告においても同じと言えるでしょう。
また静止画と比較すると動画クリエイティブの制作コストは非常に多く掛かってしまいます。サイズに応じた動画を制作するとなると、広告主にとっては大きな負担となるでしょう。
そこで、Google広告には今回の記事で紹介する動画拡張の機能が実装されており、デバイスごとに最適なサイズで広告が配信できるようになっています。
動画拡張機能(Flip video ads)
Google広告における動画拡張の機能は、Flip video Adsと呼ばれています。動画拡張の設定は非常に簡単で、P-MAXキャンペーン設定時の「アセットの最適化」で拡張にチェックをいれるだけです。
横型の動画クリエイティブを設定していれば、縦型や正方形、ショートバージョンの動画も配信されるようになります。自動で異なるサイズの動画が生成されるため、これ以外の操作は必要ありません。
とはいえ、「勝手な動画が配信されても困る!」という場合にはチェックを外せば配信されませんので、ご希望に合わせて使い分けるようにしてください。
まとめ:P-MAXキャンペーンの動画拡張機能で広告効果を改善
P-MAXキャンペーンでは簡単に縦型動画やショート動画の広告配信ができる動画拡張(Flip video Ads)機能が実装されています。デマンドジェネレーションキャンペーンでも利用可能となっていますので、チェックしてみてください!
株式会社ワンエイティではGoogle広告の運用代行を行っています。動画クリエイティブの制作も可能ですので、併せてご依頼いただくことが可能です。お困りのことがございましたら、是非お気軽にご相談ください。